形意拳

形意拳

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形意拳は、中国の伝統的な武術であり、山西省出身の姬龍峰(き・りゅうほう)によって創始されました。姬龍峰以降、時代の変遷とともに多くの名師が現れ、山西・河南・河北などに様々な流派が分かれました。

上海地域における終南衛派形意拳の主要な継承者は衛春元(えい・しゅんげん)先生です。彼が教授する形意拳は、山西の姬龍峰に源を持ち、張丹士(ちょう・たんし)からの系譜に属しています。この流派は約200年にわたり受け継がれ、後に張士林(ちょう・しりん)に伝わりました。1950年代初頭、張士林は招かれて上海で拳法を教授し始め、1954年に衛春元が彼の正式な弟子となりました。

終南衛派形意拳は、古風なスタイル、体系の完全性、高い実戦性、大きな発勁力といった特徴を持っています。清朝中後期に継承されたこの流派には、12種類の完全な形意拳套路があり、それぞれの套路には6つ以上の動作が含まれています。さらに、鴛鴦腿(三十六肘)、岳式八翻掌、八肘・八膝・八肩などの技術も伝承されています。特に実戦技術としての八暗腿法や八踏みつけ腿法は極めて精妙です。

発勁の強さは終南衛派形意拳の重要な特徴であり、衛春元先生が受け継いだ戦闘技術は独特で鋭く、八肘・八膝・八肩では肩、肘、膝を使って相手を攻撃します。八暗腿法の蹴り技は非常に希少です。この流派には固定歩だけでなく、前進歩(上歩)の発勁も含まれており、身体全体の力を使って同時に化勁と打撃を行うことが重視されています。

終南衛派形意拳は、200年に及ぶ明確な継承系譜を有し、形意拳の理論・套路・実戦技術を完全に保存しています。その伝承内容の豊かさと量の多さは、中国形意拳の伝承史や中国武術の原初的風貌の研究にとって、極めて貴重な価値を持っています。

中国語原文の出典:
https://www.ichshanghai.cn/